OpenCms

製品・サービス内容

特徴

  • OpenCmsは、100%Javaを使用したWeb標準を強く意識したXMLベースのエンタープライズ向け高機能コンテンツ管理オープンソースソフトウェアです。
  • ライセンス料は無料です。サーバ追加、ドメインの追加等サービス拡張時も設定変更のみで済みます。
  • サポートはソリューションプロバイダである株式会社ユビキャストが提供しています。
  • 約10年の歴史があり、現在の最新バージョンは9.0.1です。
  • 海外では、ワールドワイドなナショナルブランドでの豊富な実績があります。日本でも弊社にて日本語化し、有名大規模サイトを中心に実績を積んでおります。
  • 大勢の編集者・管理者で大規模サイトを運用できることを前提としていますので、履歴管理、利用者管理、キャッシュ管理など、数百万、数千万のライセンス料がかかる商用システムと遜色のない機能を実装しています。
  • コンテンツは、データベース上に格納されており、テンプレートを用いてデータを整形し、ページを生成します。
  • ページは、ファイル単位・フォルダー単位でキャッシュ条件を設定することができます。また静的コンテンツとしてエクスポートし、Apache経由で送出することもできますので、アクセス数が多いサイトにも柔軟に対応することができます。
  • クラスタリングやレプリケーション等の冗長構成に必要なモジュールなど大規模案件に必要なモジュールも用意されています。

※ubicast独自モジュールも用意しております。(日本語対応サイト内検索モジュール、ワークフロー拡張モジュール、外部連携モジュールなど)

開発元/販売元からのコメント

OpenCmsはLGPLのオープンソースのソリューションです。

株式会社ユビキャストでは、ベンダーであるドイツのAlkacon社とソリューションプロバイダ契約を結び、OpenCmsの日本語化を行い必要に応じてソースに手を入れた開発を行っております。また、日本における有料保守サービスを提供することで、安心してご利用になれる環境を実現しています。

CMS導入のコンサルティング、各種テンプレート作成、JSP作成、保守など、OpenCmsに必要な開発を安定した品質でご提供しております。

機能

インストール

セットアップウイザードに従うだけで容易にインストールすることが出来ます。

ブラウザベースの作業環境

編集作業はブラウザを利用して行います。(FireFox1.5以降を推奨)コンテンツのアップロード等もすべてブラウザから行うことができます。バージョン7からはWebDAVにも対応し、ドラッグアンドドロップでファイルのアップロードが可能となりました。

プレビューを行いながら直接編集(ADE=Advanced Direct Edit)

ADEを用いることで、サイト上で編集したいコンテンツを選らんで編集することが容易になります。OpenCmsに編集者以上の権限でログインし、サイトを参照し、編集を行いたいコンテンツを見つけた場合で、編集権限がある場合には、ADEツールバーが表示されます。このツールバーから編集ボタンをクリックすることで、適切なエディターでコンテンツを開き、編集作業を行うことができます。また直感的にドラッグ&ドロップでパーツの移動ができ、レイアウトの編集も簡単に行えます。

バージョン管理・差分表示

コンテンツを発行するたびに履歴情報を保持していきますので、簡単に特定の段階までコンテンツをロールバックさせることができます。

バージョン間の差分も視覚的にわかる仕組みが用意されています。

既存コンテンツの取り込み

既存のコンテンツをHTMLのままもしくはXMLへの変換を行いながら取り込む機能が用意されております。既存コンテンツのCMS化が低コストで実現できます。

全文検索

テキスト本文のみならず、PDFやEXCELなどバイナリーファイル内のテキストも検索対象とした全文検索機能があります。会員ページなどログインが必要なページに対しては、アクセスユーザーの権限に応じた検索結果を出すことができます。ファイルタイプを制限した検索など、サイト事情に合わせた検索の作りこみが可能です。

多国語対応・携帯対応

UTF-8以外にもShift-JISなど文字コードは問いませんので、様々な言語を利用したページや携帯端末等に対応したサイトが構築できます。 また、管理画面も日本語英語のみならず、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ロシア語など世界各国の言語での作業ができるようにローカライズされています。

テンプレート

OpenCmsでは、入力用のテンプレートと出力用のテンプレートがあり、それぞれ多対多の関係で結びつけることができます。一度のデータ入力で、PCや端末別携帯用など複数のページを更新したり、RSS出力等をすることができます。非常に効率的なサイト更新を実現いたします。

アカウント・プロジェクト

作業内容に応じた権限を持つユーザーアカウントを発行することが出来ます。編集、プロジェクト管理、管理者権限をディレクトリー、ファイル単位で設定することができます。また、プロジェクト機能によりグループごとに編集範囲・権限を設定することできますので多人数で編集作業を行っても誤って他のグループのコンテンツを編集するということを防ぐことができます。発行もプロジェクト単位で行うことができますので、他のグループの編集内容を発行したりすることもありません。

キャッシュ機能

OpenCmsにはディレクトリ単位・ファイル単位で個別にキャッシュを細かく簡単に設定することができます。これによってページの表示を高速化すると共に、データベース負荷を軽減することができます。

静的エクスポート

静的ページや画像などの大きなバイナリファイルを静的ファイルとしてエクスポートし、ApacheなどのWebサーバー経由で直接配信することができます。この機能とキャッシュ機能を組み合わせて用いることで画像などを多様しているサイトやアクセス負荷が高いサイトでも安定したサイト運用を行うことができます。

クラスタリング/レプリケーション

大規模サイト運営のためにアプリケーションのクラスタリング機能が、登録されたコンテンツの信頼性の維持のためにレプリケーション機能もオプションで用意されています。

サポート・保守

運用サポート

運用サポートプラン

導入支援をさせていただいたお客様向け限定のサポートプラン

1.通常対応範囲:ユビキャストが作成・構築したテンプレートとOpenCmsシステムに適用

※他社が作成・変更したテンプレートに対しては、その内容の解析に時間が掛かりますので、その解析に必要な作業は、「個別契約」での対応となります。

2.特別対応範囲:プレミアムプラン・・・ OpenCmsコアのバグ修正を提供しています。

※バグ修正サービスをご利用頂くには、標準環境でバグが再現可能であり、その手順をご報告頂く必要があります。バグが、OpenCmsコアに起因していない場合、例えば、他のライブラリなどに起因している場合には、バグの修正ができない場合もありますのであらかじめご了承下さい。

3.対応内容:

  • 障害が発生した場合、お客様のシステムにOpenCmsの管理者アカウントでアクセスし、障害原因の特定を行い、その原因がテンプレートやOpenCmsコア(opencms.jar)にある場合には、その修正を行うよう最大限の努力を行う。

※原因がOpenCmsの仕様に起因する場合など修正ができない場合があります。

  • OpenCmsサイトの立ち上げ時にOpenCmsの習熟度が上がるまで実際にOpenCmsの設定をユビキャストで行うことなどで立ち上げ当初からOpenCmsを使いこなして頂けるようにサポートを行います。
技術講習プラン

OpenCmsの開発技術をユビキャストのパートナー様にご提供するプラン

自社でエンジニアを抱えており、自社でのOpenCmsの開発を行いたい企業様に弊社講師がサイト管理から構築・保守方法までを講習し、テクニカルトランスファーを行うプランです。

※ユビキャスト社とのパートナーシップ契約が必要となります。またこのプランには、講習用ドキュメントのほか、taglibやwidget情報のドキュメントもご提供いたします。

コンサルティングプラン

要件定義や設計などの支援を想定したプラン

インシデントプランだけでは足りないと思われるお客様向けのプランで、月4回の対面サポートと無制限のインシデントを提供します。対面サポートがあ ることで、インシデントプランだけでは質問しにくいような細かい質問や、一般的な質問、要件定義や設計に関するアドバイスを行うことが可能です。

※テンプレート構築などの開発作業は行いません。

インシデントサポートプラン

10インシデントに対するサポートをあらかじめご購入いただくプラン OpenCmsの導入を検討、または既に導入されている方で構築や運用に不安がある方に適したプランとなります。動作環境、セットアップから操作方法などに関する質問にお答えいたします。

※テンプレート構築などの開発作業は行いません。 

関連サイト

Open CMS 製品紹介サイト

各種お問い合わせやご要望は下記よりお願いいたします。

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