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独立行政法人物質・材料研究機構

事例概要

独立行政法人物質・材料研究機構 サイトリニューアル

より広く、より強く社会の発展を支え続けるために、CMSの導入で情報発信力を強化

  • 各職員による運用を前提に、誰にでも簡単に更新でき、かつデザイン的な統一感を重視したテンプレートを設計
  • 多言語サイト構築において、既存サイトからのスムーズな移行と、国際化を意識した更新性の高い仕様を実現
  • リニューアル後のPVが前年比で120~130%上昇し、訪問者数の増加や回遊率の向上にも寄与

導入のキーワード

  • CMS
  • Webサイト

増え続けるHTML制作作業の負荷に限界を感じ、CMS導入の検討を開始

私たちの暮らしは、さまざまな物質からできた材料に支えられています。社会の発展は材料の進歩とともにあったと言っても過言ではありません。さらに現在は、地球規模で深刻化する環境問題の解決にも、材料が大きく貢献しようとしています。こうした次世代を革新する最先端の物質・材料研究を専門に行うのが、独立行政法人物質・材料研究機構(以下、NIMS)です。

「当機構は、単に物質・材料研究を推進するだけでなく、研究成果の普及と活用の促進、NIMSの施設や設備の共用、研究者・技術者の養成もミッションとしています。“使われてこそ材料”ですから、多くの人たちにNIMSの活動を知っていただくことが重要です。その意味で、Webサイトによる広報活動にも注力してきました」と担当者。

しかし、HTMLベースでの更新作業を続けてきたWebサイトは、運用面での限界を迎えつつありました。30以上もの研究ユニットからの掲載依頼に広報室の担当者2名で対応しており、情報発信力の強化や、デザイン的な統一感の維持、アクセシビリティやユーザビリティの改善といった課題を認識しつつも、着手する余裕などありませんでした。

担当者は、「国際的な機関を目指していながら、英語ページの更新に時間を割くこともできずにいました。課題を抱えたままの運営は機会の損失につながると考え、CMS導入を前提としたWebサイトのリニューアルを所内に提案しました」と説明します。

リスクと効果の両面を熟考しつつ、運用しやすいテンプレートを開発

CMSに着目したものの、所内には導入の経験者がいません。また、公開予定日が早まり、3ヵ月を切るタイトなスケジュールの中で、初めてのCMS導入プロジェクトを大過なく完遂する必要もありました。そこでNIMSは、公募により提案を受けた複数の制作会社の中から、総合評価でロフトワークを選択。CMS製品には、比較的安価に導入できて追加コストがかからないWebRelease 2を採用することになりました。

CMSの管理対象となる既存サイトは1,000ページを超えるため、NIMSはまず、所内の関係者を集めた委員会を結成し、情報設計に関する要求事項を検討・整理。その決定内容を受けて、仕様に落とし込んでいきました。特にこだわったのは、誰でも簡単に操作でき、運用しやすいテンプレートです。入力要素を極力減らしたり、入力が必要なエリアをまとめて配置したり、入力欄に注釈を付けるなど、管理画面には細やかな配慮を施しました。

また、サイト内リンクの充実化を図ったり、プレスリリースなどの研究成果情報と研究ユニット情報を自動的に紐付け、研究成果情報の一部を各研究ユニットの概要ページに引用表示させたりと、情報を効果的に活用する仕組みを組み込んだ点もポイントです。

一方、国際化を目指すNIMSにとって、英語ページの拡充も課題でした。限られた期間内で英語ページにも対応するために、日英双方のページで効率よく運用・管理できるテンプレートを開発。各ページに対応する英語ページがある場合は、サイトのヘッダ部分に「English」と表示されるようになっています。さらに、既存サイトからのコンテンツ移行も、他の作業と並行しながら効率的に進めていきました。

PVが前年比で120~130%上昇、訪問者数の増加や回遊率の向上も顕著

リニューアル後、各研究ユニットによる更新作業は順調にスタート。業務の効率化と情報発信の即時性が実現し、アクセシビリティやユーザビリティについても、全ページで一定レベルのクオリティが担保されるようになりました。その成果を裏付けるように、PVは前年比で120~130%程度上昇、訪問者数の増加や回遊率の向上も顕著に見られています。

一方、属人的なHTML制作作業が大幅に軽減されたことで、広報室では、本来の広報活動の強化に向けて、企画・戦略業務に注力する余裕が生まれました。
Webサイトを活用し、イノベーションの担い手となる企業や学生をはじめ、研究成果に注目する世界中の人たちにNIMSをどうアピールしていくべきか。この点に集中できるようになったことは、長期的に見ても歓迎すべきことでしょう。

CMS導入によって“進化し続けるWebサイト”を手にした今、早くもその強みを実感しつつあるNIMS。担当者の目も、一段と輝きを増しています。

導入製品

製品情報・サービス提供会社

国内導入実績500社超、パッケージ型エンタープライズCMS

WebReleaseは、 スケジュール配信、リビジョン管理、承認ワークフロー、操作履歴、権限管理など、企業ウェブサイトの構築・運用に求められる機能一式を搭載したパッケージタイプの CMS です。パッケージソフトなので、箱から出してインストールするだけで高機能な CMS 環境をすぐ手に入れることができます。

パッケージタイプの WebRelease を採用すれば、難易度が高く、予算超過やスケジュール遅延、仕様の過不足、度重なる追加開発、といったリスクを伴うシステム開発は必要ありません。インストール後すぐにウェブサイトの構築に着手することができます。

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