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株式会社キャリアセンター

事例概要

人材派遣サイトリニューアル

「はたらく人」の目線で、小さなリニューアルを大きなチャンスへ

  • 将来のニーズを見越した拡張性の高い機能を付加
  • 既存CMSの仕組みをベースに、ターゲットのニーズに応じた多様な情報提供を実現

導入のキーワード

  • CMSサイト構築
  • サイトリニューアル

Webサイトは人材確保に直結する有効なツール

東京日産コンピュータシステム株式会社100%出資の連結対象子会社として、人材派遣事業、人材紹介事業、アウトソーシング事業を展開する株式会社キャリアセンターでは、オフィスワークからエンジニアまでの幅広い分野において、企業と「はたらく人」のベストマッチングを目指しています。大切にしているのは「はたらく人の心」。単に就業機会を提供するのではなく、「はたらく人」のモチベーションアップ、キャリアップを図ることも忘れません。

人を「財」として捉え、常に目配りのきく関係を維持するために、登録スタッフとの密なコミュニケーションを重視するとともに、きめ細かなフォローアップを徹底。たとえば、営業社員がコーディネーターを兼ねるなど、強力なバックアップ体制を実現しています。こうして「働きたい!」という思いに熱心に耳を傾けることで、タイムリーかつ戦略的なマッチングを可能にし、確実にお客様の業務への貢献に繋げてきたのです。

同社のもう1つの特徴は、地域密着型の事業展開です。現在は東京都内全域へとエリアを広げてはいるものの、もともと多摩地区および埼玉地区で営業活動をスタートした経緯もあり、同地区を中心に、地域に根差した小回りのきく対応が強み。また、1989年のセンター設立当初から、長きにわたり独自のネットワークを築いてきたことから、同地区の求人案件も豊富です。これが、近くに就業機会を求める人たちには大きな魅力となっています。

しかし、同社に限らず、人材派遣会社にとっての共通の課題は「人材の確保」。その重要な役割を担うのがWebサイトであることは間違いありません。インターネットを使った仕事探しは、今や当たり前の時代。情報は多ければ多いほどよく、同時に検索性の高さが要求されます。使いにくいWebサイトは集客が難しく、結果として求人をかけたい企業にも、メリットを提供できないことになります。

2度のリニューアルを経て、改善点の多くをクリアした現在のWebサイトも、いかにしてスタッフ登録を増やすかという点に主眼が置かれています。その意味では、一般的な企業のWebサイトとは少し異なり、より魅力的な人材を数多く獲得するための有効なツールでなければなりません。

1回目のリニューアル後に見えてきた課題

現在のWebサイトのベースとなる最初のリニューアルに着手したのは2006年。それまでは、社内のスタッフが手作りしたWebサイトで運用を続けていました。しかし、案件が増えるにつれて更新作業の頻度も負荷も増大。データベース構築の必要性が高まってきたのです。

リニューアルにあたり、同社はWebRelease 2を導入。主な目的は、企業のWebサイトとしての体裁を整えること。それから、運用面での負荷を軽減することでした。プロジェクトは大きな問題を抱えることもなく、スムーズに完了。CMSによる効率的な運用基盤も整備され、新たな出発にふさわしいWebサイトが完成しました。同社の満足度も高く、当初の目的を達成したという意味でも、ひとまずリニューアルは成功したと言えるでしょう。

しかし、改善点というものは、運用を通じて見えてくるものです。狙ったターゲットに確実にリーチしているかどうか。次第にこの点に疑問を抱くようになりました。一方で、求人案件の掲載依頼が減り出したことも気にかかっていました。そこで、リニューアルから2年近くが経過した2007年末、Webサイト分析を実施。分析結果からは、予想どおりの実態が浮かび上がりました。それは、主に次のような点です。

  • 全体の訪問者数が伸び悩んでいる
  • 既存ユーザーのリピートが大半を占め、新規訪問者が少ない
  • Webサイト経由での新規登録者がほとんどいない
  • 検索にヒットしていない

また、分析結果とは別に、日常業務を通じて改善の必要性を感じていた課題もあります。
「以前のスタッフ登録の方法は、まずExcelの登録フォーマットをWebサイトからダウンロードし、メールに添付して送付いただく、という形でした。これだと、登録方法が分からずに電話で問い合わせてくる人や、登録方法を間違える人が多く、社内の作業も煩雑になっていました。インターネットがこれだけ普及している時代でも、ダウンロードの仕方が分からない、メールへのファイル添付の仕方が分からないといった方が、結構いらっしゃるんですよ」と担当者。

もちろん、登録者が増えない決定的な理由とまでは言い切れないものの、登録までのハードルの高さが、登録者の心理に少なからず影響を与えていた可能性は否めないでしょう。

リニューアルは今後のビジネスを占う大事なチャンス

分析結果を受けて改善点を整理した同社は、Webサイトの集客力強化を図るべく、Webサイトの部分的なリニューアルに向けて新たなプロジェクトを始動。限られた予算内で最大限の効果を出せるような仕様の策定に注力し、特に『トップページの機能性アップ』、『ランディングページの増強』、『ガイドページの改変』の3つのポイントにフォーカスすることにしました。
それぞれの具体案は次のとおり。

  • トップページの機能性アップ
  • ニュースのアーカイブを可能にし、重複したメニューを整理し直すほか、アイキャッチとなるバナーエリアを設置して、目的の案件や特集記事を目立たせる。また、目的に合わせてメニュー項目を自由に編集できるようにする。これらはすべて、訪問者にとって使い勝手のよいWebサイトにするのが狙い。

  • ランディングページの増強
  • 職種別案件特集やターゲット別案件特集、コーディネーターおすすめ案件、その他各種情報ページの作成を可能にすることで、訪問者のニーズに応じた情報提供を実現する。1つの案件を複数の切り口で展開することも可能になる。

  • ガイドページの改変
  • これまで複数ページにまたがっていた登録の流れを1ページに集約。登録シートも流れの中でダウンロードできるようにし、メール添付ではなくフォームから送信できるように変更。さらに電話での案内時に説明がしやすいように配慮し、フローに番号を付ける。

この他、案件紹介ページやクライアントオーダーフォームの改修など、全体的に利便性を意識した変更案も追加。滅多にないリニューアルのタイミングを最大限に活かすべく、将来的な拡張性までを見据えた設計内容でした。CMSの導入時点で骨組みがしっかりと構築されていたからこそ、今回のプロジェクトでは、構造自体に大きく手を加えるのではなく、付加すべき機能に特化できたと言うこともできるでしょう。

携帯サイト構築に向けて次のプロジェクトが始動

1ヵ月半の実制作期間を経て、2008年5月8日、2度目となるリニューアルを実現。今回はあくまでも部分的改変であり、決して華々しくリニューアルオープンしたわけではありません。それでも、同社にとっては、事業のさらなる成長を願っての投資であり、むしろ最初のリニューアル以上に重要な意味を持ちます。

利用者からは、「案件紹介ページが見やすくなりましたね」という嬉しい電話もあったとのこと。ページビューも以前の約3割増で推移しており、好調な出だしが新たな展開を予感させています。もちろん、これらが収益に結び付いていくことが最終目標であり、具体的な効果を判断するのはまだ先になるでしょう。目下の課題は、今回のリニューアルで付加された機能を、いかに有効に活用していくかです。

「他社媒体からの反響を当てにするのではなく、当社のWebサイトが中心的な役割を果たせるようになることが目標です。せっかく汎用性の高い仕組みをいろいろ盛り込んでいただいたので、それらをうまく使いこなして具体的な効果につなげていきたいですね。当面は、反応を見ながら少しずつ考えていくつもりです。また、案件紹介にとどまらず、登録スタッフの興味を引くテーマでプラスアルファのお役立ち情報を提供するなど、温めている企画もあります」と担当者。

リニューアル後の進展を見守る一方で、携帯サイトの構築プロジェクトも動き出しています。就業機会を求める人たちにとって、携帯電話は、時としてパソコン以上に使いやすいツールになりつつあります。同社の重点エリアの1つである埼玉地区では、携帯電話からのエントリーが全体の7割というデータもあるほど。こうしたことから、早くも携帯サイトの立ち上げが急務となっています。

導入製品

製品情報・サービス提供会社

国内導入実績500社超、パッケージ型エンタープライズCMS

WebReleaseは、 スケジュール配信、リビジョン管理、承認ワークフロー、操作履歴、権限管理など、企業ウェブサイトの構築・運用に求められる機能一式を搭載したパッケージタイプの CMS です。パッケージソフトなので、箱から出してインストールするだけで高機能な CMS 環境をすぐ手に入れることができます。

パッケージタイプの WebRelease を採用すれば、難易度が高く、予算超過やスケジュール遅延、仕様の過不足、度重なる追加開発、といったリスクを伴うシステム開発は必要ありません。インストール後すぐにウェブサイトの構築に着手することができます。

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