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スペースインベーダー30周年公式サイト

事例概要

スペースインベーダー30周年公式サイト

節目をチャンスに変える、新しいタイトーブランド確立への挑戦。

  • 最新技術を駆使することにとらわれず、背景にある目的や戦略を踏まえて、必要な要件をバランスよく満たしたサイトを実現
  • 正確なスケジュール管理により、短い制作期間の中でも高いレベルのクオリティを確保
  • プロジェクトメンバー全員が「キャンペーンを盛り上げたい!」という強い思いを共有

導入のキーワード

  • CMS
  • Flash
  • プロモーション

時代を超え、世代を超えて愛され続けるスペースインベーダー

アミューズメント、ゲーム、ケータイ、ミュージックなど、さまざまなジャンルを通じて、人々の想像を超える楽しさを探究し続ける株式会社タイトー。「最高の『物語』を提供することで、世界の人々の幸福に貢献する」という企業理念のもと、プロフェッショナルとして、常に妥協を許さぬ上質なコンテンツ、サービス、商品を送り出し、エンターテインメント業界をリードしてきました。

時代とともに、“遊び”のスタイルもどんどん変化していきます。また、更なる楽しさや刺激を求めて、世の中のニーズはとどまるところを知りません。その中にあって、時代を超え、さらに世代を超えて、長きにわたり人々に愛され続ける“何か”を生み出すことは至難の業です。ましてやその価値を、企業の顔とも言える不動の地位へと押し上げるためには、決して現状に甘んじることのない、不断のチャレンジ精神が必要とされます。これを成し遂げたのが同社です。

おそらく「スペースインベーダー」を知らない日本人はほとんどいないでしょう。1978年の誕生から30年を経てもなお、ドットで表現された特徴的なキャラクターは健在。映画「スター・ウォーズ」にヒントを得たというこの宇宙人が“攻撃してくる”という発想は、日本で初めてゲーム機にCPUを採用することで実現したもので、その登場は、ゲーム業界にとっても、また、これまで“双方向で攻撃を交わす”ことを知らなかったゲームファンにとっても衝撃的でした。喫茶店がゲームセンターと化し、テーブルタイプの筐体に大量の100円玉を積み上げ、多くの人たちがゲームに熱中したものです。

その後、撃つと分裂するキャラクターや500点UFOなどのキャラクターの増援、ゲーム史上初のネームエントリーの導入、新しいボーナスステージや各種モードの搭載など、技術の進化とともに新しい要素を増やしつつ発展。一方ではパソコン、各種ゲーム機、さらには携帯電話などでもプレイが可能となり、昔を懐かしむ世代はもちろん、当時の筐体や人気ぶりを知らない現代っ子までが楽しんでいます。

情報発信基地としてのWebサイトの役割に期待

2008年は、スペースインベーダーの誕生30周年。大きな節目を迎えたタイトーが仕掛けるのは、年間を通じた「スペースインベーダー30周年キャンペーン」です。すでに幅広く知られているタイトーブランドを、よりアクティブなものへと成長させるべく、同社の原点とも言えるスペースインベーダーを核に事業間の連携を強化し、ブランド力の向上につなげるのが狙い。ここに、総合情報発信基地とも言える重要な役割を与えられたのが、スペースインベーダー30周年公式サイトです。

25周年の際にも、同様のアニバーサリー企画を実施した同社ですが、Webサイトの重要性については今回ほど意識されませんでした。担当者は次のように語ります。
「前回は、とりあえずWebサイトもあったほうがいいよね、という程度の中途半端なものでした。また、一部の事業部だけが企画に参加していて、他の事業部は企画自体まったく知らないような状態でした。今回は、新しいタイトーを作っていきたいとの強い意思のもとに、全事業部が一丸となって進めており、各事業部が手掛けるニュース性の高い取り組みを積極的に発信していくためにも、Webサイトを中核に位置づけています。」

実際、2008年に入り、各事業部でスペースインベーダーに絡めた企画が活発化。たとえば、タイトーが全国展開するゲームセンター「タイトーステーション」では、クレーンゲーム機の筐体をスペースインベーダーをモチーフとしたデザインに一新したり、キュートなスペースインベーダー柄のビニール傘の無料貸し出しを行ったり、菓子メーカーとコラボレーションしたオリジナル景品や各種スペースインベーダーグッズを用意するなど、全店を挙げて30周年の祝賀ムードを盛り上げています。

「単なるお祭り騒ぎではなく、ブランド戦略や事業としての成功を見据え、今まさにタイトーが変わろうとしている事実を伝えたい。ただし手前味噌で終わるのではなく、あくまでもスペースインベーダーをフックとして、確実にビジネス成果すなわち収益につなげていくための仕掛けづくりですね」と担当者。

キャンペーンを支える公式サイトは、こうした新しい動きの一つ一つを継続的かつ総合的に紹介し、タイトーブランドを全方位からさりげなくアピールするとともに、消費者との接点を強化する目的でスタートしたのです。

パッケージゆえの制約に苦戦したCMSへのFlashの組み込み

実制作に着手したのは2008年1月半ば。3月7日のプレス発表にサイトオープンのタイミングを合わせるため、最優先すべきはスケジュールでした。一方で、「Webサイトとしてのコンテンツの充実という意味では、立ち上げ時は非常に苦しかったですね」と担当者が振り返るとおり、並行で進行していた各事業部による30周年企画がまだ公にできる段階になく、オープン時に公開可能な情報が少ないという苦労もありました。

さらに、コーポレートサイトで採用した既存のCMS(NOREN)に組み込むためには、限られた時間の中で、クリアすべき課題も少なくはありませんでした。特にトップページのFlashをNORENに組み込む際には、パッケージゆえの制約に苦戦したといいます。

それでも、遅延もなく無事に乗り切ることができたのは、関係者の緊密な連携によってそれぞれの役割を補完し合い、足踏みすることなく確実に前進できたからだと言えるでしょう。

Webサイトを柱としたメディアミックス戦略で効果を最大化

トップページにアクセスすると、まず目に飛び込んでくるのは、思わずドキッとするような真っ赤な背景に、スペースインベーダーで表現された30thの文字。やがて、赤を基調としつつも、白を背景とした爽やかな画面へと切り替わり、カラフルなインベーダーが上部からゆらゆらと落ちてきます。これをマウスでクリックして攻撃すると、ランダムに最新情報が紹介されるだけでなく、点数が貯まっていく仕組みです。

オープンから約3ヵ月。コンテンツも一段と充実し、各事業部があたためてきた企画が本格化していることを窺わせます。とはいえ、Webサイトの活用方法やコンテンツの拡張など、検討課題も残されており、まだまだ発展段階。
「メディアからの評価も高く、雑誌などにも取り上げていただきました。新しいタイトーがうまく表現されていると、社内でも評判です。ただ、現在は、Web サイトを訪れたお客様の声をキャッチアップする仕組みがありません。企画した事業に対して皆さん来てください!というだけでなく、もう少しエンターテインメントの要素を取り入れ、お客様に楽しんでいただけるような仕掛けを実現していきたいですね」と担当者は語ります。

今後のコンテンツ展開に関しては、アーティストや芸能人、文化人などから、スペースインベーダーにまつわるエピソードや30周年お祝いコメントをいただくといった企画をはじめ、メルマガでの継続的な情報発信、プレゼント応募キャンペーンの実施などを計画中です。また、大規模なイベントの告知に、Webサイトをどう活用していくかも重要なテーマとなります。

「携帯サイトからWebサイトへ、あるいはWebサイトからリアル店舗やイベントへ誘導するなど、事業間で効果的に連携できるようなスキームを確立していきたい」と担当者。古くからのスペースインベーダーファンやゲームファンに限らず、幅広い層にアプローチするための次なるサプライズを考える同社。スペースインベーダーがもたらす可能性はまさに未知数です。今までのシューティングゲームにとらわれない新しいゲームとして進化を続けるスペースインベーダーが、親子のコミュニケーションを介在し、新しいファン層を獲得するためのフックになることを願い、同社の新たなチャレンジが続きます。

導入製品

製品情報・サービス提供会社

Webブランディングを支援する コンテンツマネジメントシステム

「暖簾(のれん)」は、お客さまを迎え入れる店の顔として伝統や信用を示すシンボル。企業のブランド価値向上にWebサイトの果たす役割が重視されている現代においては、「Webサイト」が「企業の暖簾」だと言えます。

そこで登場したのが、Webサイトのコンテンツマネジメントシステム(CMS)「NOREN」。ソフトウェア専門商社のアシストが世界中のコンテンツマネジメントの中から選択した製品で、大手国内企業を中心に、国内導入数最高の370社(2009年1月現在)へ採用されているCMS市場のデファクト・スタンダード製品。

お客様とのコミュニケーションを支えるメディアであるWebサイトで、お客様と優良で継続的な関係を築いていくことが「Webブランディング」。NORENは、「Webブランディング」を成功へ導くためのプラットフォームです。

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